今年の年始のお休みは例年よりも静かに過ごされたことと思います。この一年程の間、新型コロナウィルス感染症拡大防止のために日々の生活の中で制限されることが多い日々を送っています。当園でも子ども達の園内での生活や行事の在り方について「できない」ことが何なのかを考えながら、「できる」に繋げるためにどうすればよいのかを職員間で話し合い、工夫してきました。
 今年度は保護者参加行事がほとんどできない状態ですので、活動の様子をドキュメントにして送迎時にご覧いただけるようにしたり、クラス別の行事にしたりしてきました。中止せざるを得ない行事もありましたが、保護者のみなさまのご協力をいただきながら日々の教育保育を行っています。
 滋賀県下では警戒レベルであり、まだ当面の間この状態が続くと思われます。今年度も残すところ2か月となりますが、その間の行事について例年と同じようにはできないことも多くありますし、残念に思われることもあるかもしれませんが、ひとり一人の子ども達が年々成長していくことは確かなことです。子ども達が大きく成長し、振り返ったときに『自分たちがこども園にいた頃に、こんなことがあったけど、お家の人たちや、先生たちが工夫していろんなことを考えてくれたから、頑張ったこともあったし、楽しめたこともあった』と思ってもらえるようにしておきたい思いです。
 保護者のみなさまには、今後とも引き続きご協力ご支援をお願いします。