新年度が始まって3週間、子ども達はそれぞれのペースで新しい環境に慣れてきたようです。朝にはまだまだ保護者の方と離れにくい姿もありますが、歌や遊びが始まると気持ちを切り替えて自分の活動を楽しむ姿があります。園でのあそび・経験を通して「できる!」が増え、お友達と一緒に活動が広がることの楽しさや喜びを感じられるように、と思っています。  先日、園庭にこいのぼりを揚げました。朝の体操や園庭で遊ぶときに風になびくこいのぼりを興味をもって仰いでいる子ども達の姿が見られます。子ども達がこいのぼりのように、元気に成長してほしいと願っています。  車での移動が当たり前の社会となり、子ども達も歩くことが減っているので、「歩く」ということが意識されるようになってきました。歩くことで脳細胞への血流量が増え、手足の運動や脳神経細胞を刺激する効果があり、覚醒する働きや感情を調整する働きがあるそうです。また、将来の生活習慣病予防にもつながっているといわれています。園生活の中でも活動の中で歩くことは多いですが、これから爽やかな季節となります。お休みの日など、散歩で草花を見つけたり、空に浮かぶ雲の形をイメージして話したり、お子さんと歩くことを楽しんでみてください。